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現代社会で重要性を増すメンタルケア心理士の資格と仕事


10~15人に1人は一生涯のうちに一度は「うつ病」を発症する可能性が示唆されているストレスの溜まりやすい現代社会。「メンタルケア心理士」の資格と職業はなくてはならないものになっています。
今回はメンタルケア心理士と資格取得方法と主な仕事について紹介します。

メンタルケア心理士とは

メンタルケア心理士は名前からどんなことをする仕事かは想像することができますが、名前を聞いたことのある人はあまりいないと思います。資格がメンタルケア学術学会と一般財団法人生涯学習開発財団の2つの団体によって認定されたのは最近なので、資格自体の知名度はまだまだ高くありません。
また、同じカウンセラーに分類される資格のなかには「心理カウンセラー」、「心理セラピスト」などの近い資格が存在していて、混同されがちなのも一因となっています。

メンタルケア心理士は現在、臨床心理士などと同じくらい注目を集めています。臨床心理士は心理学に特化していますが、メンタルケア心理士はカウンセリング技術や心理学だけでなく、薬剤や本格的な医学も交えた多角的な視点で心のケアを行うため、独自の強みを持っています。
そして、まだ認定されてばかりの資格だからこそ将来性があるので、注目が集まっています。

国家資格と民間資格

メンタルケア心理士をはじめとする心理職には国家資格ではなく、民間資格のものが多くあります。国家資格は法律に基いて制定され、資格をもつことで一般の人には通常なら禁止されている行為(医療行為など)を行えるようになる強い効力のある資格です。
対して、民間資格は法律ではなく団体ごとに審査の基準を設けて、一定の能力があることを担保する資格です。なかには団体の内部でしか意味をなさない資格などもあるため、馴染みがないと考えがちですが「TOEIC」、「TOEFL」なども民間資格です。

メンタルケア心理士の資格取得方法

メンタルケア心理士は「医療福祉情報実務能力協会」の認定試験に合格することで資格が与えられます。
認定試験を受けるには以下の条件のうち、いずれかを満たしている必要があります。

  • 認定心理士の資格を保有していること
  • 産業カウンセラーの資格を保有していること
  • 4年制大学の心理学部、またはその関連の学科を卒業した人
  • メンタルケア学術学会が指定する教育機関で、メンタルケア心理士講座の受講を修了した人

また、注意すべきなのはメンタルケア心理士の認定試験では精神医科学と心理学だけでなく、解剖生理学や薬理学を含む「精神解剖生理学」、カウンセリング技法などの広い範囲が問われることです。合格率は約38%程度あるため、比較的門戸は広い資格なのでしっかり勉強すれば合格できます。

メンタルケア心理士の仕事内容

メンタルケア心理士は広い場面での活用が期待できる資格です。特に福祉、医療などの分野では近年、栄養士やカウンセラーといった医療に関して、より広い視点をもっている職業の需要が高まっている傾向があります。
心療内科以外の視点から患者のケアを行うことのできるカウンセラーはとても貴重な存在です。
また、心のケアは大人だけでなく、子どもたちにとっても深刻な問題になっているので「スクールカウンセラー」なども活躍の場面として挙げられます。メンタルケア心理士は他のカウンセラーよりも知識が豊富なため、総合的なケアを行うことができるので、大人よりもずっとデリケートな子どもにとっては重要なポイントになります。
他にも「民間カウンセラー」などが有力な資格の活用になっています。ストレス社会においてメンタルケア心理士をはじめとするカウンセラーへの需要は確実に増加の傾向があり、今後もますます増えると思われます。早めに取得しておくといいかもしれません。

まとめ

メンタルケア心理士は様々な選択肢と将来性のある資格です。受験資格も指定された機関で講座を受けるだけで得られるので、スキルアップや今後の選択肢を増やす意味でも有用な資格です。

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